日本で一番親しまれているアラブの国といえばエジプト。古代王国への夢想は世界中の人々を今日もナイルのほとりに誘い込む。ロマン溢れる遺跡、そしてその莫大な遺産を継いだ21世紀のエジプト人との強烈で悲し過ぎるコントラストに私は正直かなり戸惑ってしまった。もしいつかエジプトを再び訪ねる気になったら、今度は田舎の都市や農村を覗いてみたい。
持ち家は大事な一歩
「ボクはカイロに4LDKのマンションを持っているんだよ」と挨拶早々切り出した25歳のエジプト人留学生がいた。一瞬頭が「?」だったけど、それは彼女さえ見つかればすぐ結婚できる、って事だった。エジプトでもマイホームを確保するのはお婿さんになる重要な条件のよう。カイロと言えばアフリカ大陸最多の人口(1500万以上)を抱える大都市、大変そう…
お金ならここに
エジプト人の奥さんがへそくりを隠す定番の場所は? 答は自分が今着けているブラの中だって! これってグラマーでしかも恐ろしく機能重視の大きなブラじゃないと
下向いた時にお札が落ちてしまうから無理だと思うけど、豊満体型のおば様達が多いエジプト、妙に納得。
料理人付きお姫様旅行
カイロにはホテル以外にサービスアパートメント(日本風に言うと"ウィークリーマンション")がたくさんあり、湾岸諸国の人々が家族連れでよく長期滞在している。私の友人(湾岸の子)が職場研修で3ヶ月近くカイロに滞在した時もそうしていた。彼女が出発する前に「自炊できるの?」とからかうと「私に料理しろって言うの?
冗談でしょ〜 ちゃんと毎日料理とお掃除してくれるメイドを親が手配してくれたわよ」との返事。失礼しました… メイド代は1日数百円もしないんだとか。